卵巣囊腫・卵巣腫瘍を患った30代のおはなし

成熟嚢胞性奇形腫(皮様嚢腫)の腹腔鏡手術を受けた30代事務職のおはなしです。

入院前のいろんな検査 その②

紹介状を持って、午前受付の総合病院へ滑り込みセーフ。

 

紹介状と同封されたCT画像・血液検査の結果を診たDr.は、

 

「卵巣は5センチ以上の大きさになるとガイドラインで手術推奨とされています。今あなたの卵巣は8センチ。このまま何もしないと大きくはなっても小さくなる事はない。破裂したり捻転の可能性もある。手術はいつ頃が良いですか?」

 

と言いました。

展開が早い早い。心の準備がぁ。

 

そんなこんなで、この日から約1か月後に入院・手術を行う事がこの場で即決定しました。

 

手術内容は、

 

・腹腔鏡手術

・腫瘍部分のみ摘出

・正常な部分は体の中に残す

・悪性の所見は見当たらないので迅速検査はしない

 

というものでした。

 

当時は内心ひいいと思いましたが、トントン拍子でスケジュールが決まり今思えばこれで良かったです。

 

手術が1か月後ということで、手術前検査を今日してしまいましょうと案内され、(いつもは予約でいっぱいのMRI検査もたまたま空きがあったらしい)以下の検査を受けました。

 

①血液検査

MRI検査(※後述あり)

③心電図

④肺のレントゲン撮影

⑤肺活量

⑥尿検査

 

検査結果を診たDr.は、手術に耐えうる体力で問題ないですね、と。

 

ただひとつわたしが気になったのは、MRI検査の結果でした。

 

充実部分があり境界悪性の可能性を否定できない、と記載がありました。

 

Dr.はMRI画像を診て、

 

「これは奇形腫だと思うけどね。血液検査も問題ないし。卵子細胞分裂して体の組織を勝手に作っちゃうんだよね。これは歯とか骨、ここの辺りは多分髪の毛だね。」

 

等々言っていました。

 

ただし、正確な診断は病理検査後になります、とも告げられました。

 

病理検査の結果が出るのは、手術してから3週間後くらいとのことで、そこまではそわそわするなぁと思いながらとぼとぼ帰宅しました。

 

まさかこの日に検査一式されるとは思わず、疲れました。費用も17,000円くらいしました。

 

つづくー