卵巣囊腫・卵巣腫瘍を患った30代のおはなし

成熟嚢胞性奇形腫(皮様嚢腫)の腹腔鏡手術を受けた30代事務職のおはなしです。

入院のための持ち物リスト

以下を持っていきました。

 

めっちゃ便利だった小物編

S字フック

延長コード

ペットボトルストローキャップ

ハンガー

仕切りファイル(アコーディオン型ファイル)

スマホスタンド

ホットアイマス

小銭

ビニールぶくろ・エコバック

 

暇つぶし編

イヤホン

i Pad

お菓子

のど飴

お気に入りの小さなぬいぐるみ

 

衛生用品編

ストロー

プラコップ

マスク

歯ブラシ

ティッシュ・ウェットティッシュ

お風呂セット(洗顔、シャンプー等)

タオル

生理用品

大きめの下着

パジャマ

 

 

S字フックをベッドの柵にかけて、エコバックやらビニールぶくろやらひっかけて、色々突っ込めるので便利!

 

延長コードはベッドをリクライニングする時にかなり良い仕事してくれました。持って行って本当によかったです。

 

小銭は、自動販売機で飲み物を買うために。

 

大きめの下着は、傷に当たらないように。

無印のストレッチボクサーショーツを用意しました。傷が痛むこともなくとてもよかったです。

 

 

これ持ってくればよかったー!と唯一思ったのは【耳栓】でした。

大部屋だったので、隣り方のいびきが凄くて辛かったです。イヤホンを突き抜ける振動ありのいびき。。本当に辛かった。。

 

アメニティを頼んでいたので衛生用品とパジャマは必要なかったのですが、わたしは念のため持っていきました。

結果、毎日業者の方がタオル等々補充してくださったので、やはり持っていく必要はなかったです。

 

つづくー

 

入院前のいろんな検査 その②

紹介状を持って、午前受付の総合病院へ滑り込みセーフ。

 

紹介状と同封されたCT画像・血液検査の結果を診たDr.は、

 

「卵巣は5センチ以上の大きさになるとガイドラインで手術推奨とされています。今あなたの卵巣は8センチ。このまま何もしないと大きくはなっても小さくなる事はない。破裂したり捻転の可能性もある。手術はいつ頃が良いですか?」

 

と言いました。

展開が早い早い。心の準備がぁ。

 

そんなこんなで、この日から約1か月後に入院・手術を行う事がこの場で即決定しました。

 

手術内容は、

 

・腹腔鏡手術

・腫瘍部分のみ摘出

・正常な部分は体の中に残す

・悪性の所見は見当たらないので迅速検査はしない

 

というものでした。

 

当時は内心ひいいと思いましたが、トントン拍子でスケジュールが決まり今思えばこれで良かったです。

 

手術が1か月後ということで、手術前検査を今日してしまいましょうと案内され、(いつもは予約でいっぱいのMRI検査もたまたま空きがあったらしい)以下の検査を受けました。

 

①血液検査

MRI検査(※後述あり)

③心電図

④肺のレントゲン撮影

⑤肺活量

⑥尿検査

 

検査結果を診たDr.は、手術に耐えうる体力で問題ないですね、と。

 

ただひとつわたしが気になったのは、MRI検査の結果でした。

 

充実部分があり境界悪性の可能性を否定できない、と記載がありました。

 

Dr.はMRI画像を診て、

 

「これは奇形腫だと思うけどね。血液検査も問題ないし。卵子細胞分裂して体の組織を勝手に作っちゃうんだよね。これは歯とか骨、ここの辺りは多分髪の毛だね。」

 

等々言っていました。

 

ただし、正確な診断は病理検査後になります、とも告げられました。

 

病理検査の結果が出るのは、手術してから3週間後くらいとのことで、そこまではそわそわするなぁと思いながらとぼとぼ帰宅しました。

 

まさかこの日に検査一式されるとは思わず、疲れました。費用も17,000円くらいしました。

 

つづくー

 

血液検査の結果と紹介状の取得

一週間後、血液検査の結果と紹介状の件で婦人科を再受診。

 

●血液検査の結果

どの項目も異常な数値はありませんでした。

 

●紹介状について

自宅周辺で腹腔鏡手術を行っている総合病院をふたつピックアップしていただきました。

通いやすい方を選びました。

 

事前に自宅周辺の病院について多少は調べていました。

病院のホームページには、今回自分が受けるであろう腹腔鏡手術の年間手術執刀回数を表示している所もありました。

なるべくなら多くこなしている病院が良いと思ったので、それも含めて決めました。

 

このまま行けば今日の午前中の初診に間に合うよとDr.に言われ、この日は有休を取得していたこともあり、婦人科を出てそのままの足で総合病院へ。

 

 

つづくー

入院前のいろんな検査 その①

健康診断から一週間後、結果が届く前に婦人科を受診しました。

 

この日の検査内容は以下の3つでした。

 

①超音波検査

②CT検査

③血液検査

 

 

そしてこの日に言われたことは以下3点。

 

・左の卵巣が8センチになっている

・多分、奇形腫という種類の卵巣囊腫

・血液検査の結果が一週間後にでるから再受診するように。その時に腹腔鏡手術が可能な病院へ紹介状を書く。

 

(右の卵巣は正常な大きさで2センチ程度でした。)

 

 

検査内容の詳細 

 

①超音波検査

 

膣に機材をいれて(カメラかな?)卵巣の様子をモニターを見ながら確認。

 

この時に、左の卵巣が8センチくらいになってるねえとDr.に言われました。

 

痛くはありませんでしたが、あの椅子に座ってあの格好はできれば避けたい。

 

②CT検査

 

5分くらいで完了。

横になり、ベッドが小刻みに動きます。

息吸ってー、止めてー、吐いてー、等々言われました。

 

この時に撮った画像を見たDr.は、奇形腫っぽいね、これは多分骨とか歯とか……と言っていました。

 

③血液検査

 

悪性だと腫瘍マーカーが反応する可能性があるので、それを調べるために採血しました。結果が出るのは一週間後とのことでした。

 

 

そんなこんなで、いきなりいろんな検査をいっきに受けて、さらに色々言われて疲れた記憶。。

 

一週間後にまた受診、それに手術した方が良いという事実に(入院の経験ゼロ)しょんぼりしながら帰宅しました。

 

 

卵巣囊腫・卵巣腫瘍の疑いと告げられた経緯

健康診断で見つけてもらいました。

 

子宮頸がんの細胞採取をしてもらうために婦人科へ。

 

担当してくれたDr.は触診もしてくれて、

「左の卵巣が気になるね。……触るというか。」と。

 

健康診断の結果が届いてからで良いから婦人科に行ってねと言われました。

 

私は「???」状態でした。

 

生理周期は問題なし、生理痛も我慢できる程度、

不正出血なし、基礎体温もなんとなく二層に別れている…。

 

自覚症状まーったく無し。です。

 

健康診断の結果が届くまで1か月程度かかります。私は気になって、結果が届く前に婦人科へ行きました。

 

つづくー

卵巣囊腫・卵巣腫瘍を患ったおはなし

健康診断でDr.に卵巣が気になるねと言われ、あれよあれよと言う間に入院&手術となった30代のおはなしを綴ります。

以下のような一連の流れを書く予定でいます。

どなたかの参考になれば幸いです。

 

発見の経緯

入院前の準備

入院中のあれやこれや

手術について

術後経過

費用等